著者: 片岡佳哉 A5版 224頁。カラー写真87頁。発行: 舵社。
※本に未掲載の内容は、こちらからご覧いただけます。
● ブルーウォーター・ストーリーが本になりました。
内容は、当サイトを読みやすく、理解しやすく、時間の経過に従って再構成したものと、お考えください。サイトに未掲載の部分も含まれています。
文の手直しを行ない、ヨット関係者でなくても楽しめるように改めました。
中高生から後期高齢者まで、物語のような海洋冒険ノンフィクションとして、読んでいただきたいのです。
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(税抜き価格1800円です)
※レビューを書いていただくと助かります。
**感想、質問、ご意見等は、掲示版にお願いします。
皆様のご感想から
これまでいただいたアンケートの回答から、感想の一部を引用させていただきました。
アンケートは、こちらから
(ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。掲載できなかった方々、申しわけありません。アンケート回答者で以下の掲載にご不満な方は、誠にお手数ですが
ここよりご連絡をお願いいたします。)
- 海そのもののに関わることはほどんとないですが、人にみせて勧めたりもう一度読み返してみたりしています。
- 勇気と決断と実行力を尊敬いたします。
- 読み始めると、どんどん話に吸い寄せられるような錯覚を覚えました。ヨット内での食事の様子や、島人や南極で出会った人達との交流なども大変興味深く感じました。美しい写真の数々に見惚れました。2歳になる娘も、本の写真を見てWow!と言っております。印刷された画質が更に良ければ、もっと臨場感溢れると思います。
- ヨット関係の本はほとんど読むので、購入しました。本自体のデザインや編集を除く、筆者の内容は大変に楽しめて久しぶりにいいヨット本だと思いました。体の選定(特に平体の文字は読みづらい)、レイアウトが良くない。
- 多島海のような地域があることを初めて知りました。南極の基地でのやりとり、フランス人ヨットとの出会いも良かったです。やはり人間は人間に会うとほっとするのですね。
- ヨットの航海記が好きで20冊くらい読んでいます。どの航海記とも違う一冊でした。他の航海記では海でも陸でもヨット特有の苦労話などが中心になるのですが、ブルーウォーター・ストーリーではまるでガイドブックのように南極まで読者をセーリングに連れて行ってくれました。このような素晴らしい航海記が今まで本になっていなかったことはにわかに信じられませんでした。
- まるで自分のことのように疑似体験できました。すばらしいストーリーをありがとうございました。
- 目標に向けて実施した航海以外の膨大な作業、情報の収集、シミュレーションをする姿が想像できます。
- 同い年です。全く同じように行動したかったのですが、私は惹かれたレールの上を走ることしかでしませんでした。
- その勇気と実行力、果てしない好奇心、信じがたいほどの経験。その技術的裏付けからく呼び寄せる幸運。これ程のヨット乗りがこの日本に存在していたとは全くの驚きです。 これまでの著名なヨットマンがまるで色あせて見えます。この本は世界に知らしめる価値があると思います。頑張ってください。
- 多島海を経て魔のホーン岬に達し、それから南極半島を往復するなど、とんでもない偉業を達成し、かつその航海記を書き上げ、きれいな写真付きで出版してくださったことに対して、心からのエールを送ります。久々に感動するヨット航海記に出会うことが出来、大いに楽しむことが出来ました。ありがとうございました。
- 書ききれない事の方が多いと思いますが、写真とのバランスと、適度な文章量で、楽しく読めました。航海とは、○○だ、とかいう結論ではなく、その人の生き方や、器の大きさ等を
示してくれている感じがしました
- 本の内容には、読み始めからどんどん惹き込まれ、ワクワクしながら読んでいました。最後の方、到着直前には、読み終えてしまうのがもったいなくて、暫く間をあけたくらいです。
およそ、自分では、どう考えても経験できないことを味わわせていただいて、ただただ感謝です。予測のつかない大自然に、身一つで立ち向かってきた方の文章というか表現力には、形容する賛辞がみつかりません。語感が研ぎ澄まされていないと、書けない文章ですね。ただ、本当のことを申しますと、全体的には本の装丁に、違和感を感じました。
- ブルーウォター・ストーリーを読んでもっと海洋の厳しさを知りたいと思いました。
- 夢を追いかけ、好きな事は十二分にやり尽くした気でおりましたが・・・著書を拝読し
思えば、様々の事を理由に夢を諦めていたなぁ・・・と、しばし落胆致しました。
夢を口にした十代、只実行しなかっただけの自分・・・
- それまで沢山の航海記を読み、最も感動したのが今回の「ブルーウォーター・ストーリー」でした。素晴らしい航海記です。特に南極を脱出されるときの心の迷い、恐れ、恐怖…勇気を振り絞って出港されたシーンには胸が熱くなりました。
- 無人の島でヨットを対岸から写した写真を見ると、その時の前後の状況を想像し、思わず つばを飲み込む。
- 読み進むうち、だんだんと青海と著者が一心同体となり特に南極大陸に降り立った時、私は青海と著者と一心同体になりました。
- このようなことに全身全霊を尽くす若い人がいるということにまず、乾杯し、祝したいと心から思います。多島海もそうですが、文字での南極海の風景描写はつくづく限界があると感じました。写真が多く配されているので想像はできますが…。
- 植村さんのような登山家もすごいですが、決して引けを取らない凄さを感じ、言葉がみつかりません、凄すぎて。
- 舵誌に掲載中も面白く読ませてもらいました。
改めて製本されて読み返してみると著者の心の葛藤が自分の言葉でそして飾らない表現で綴られもう一度勧化して読ませてもらいました。
- 人に頼る、断られたら、あきらめて前に進む、転んだら地に着いた
手で起き上がるような復元力、凄い人だなと感じました、
僕も一生のうちで一度で真似でも良いのでチャレンジしてみたいです。
皆様のご感想から・2
その後、多くの読者の方々より、アンケートの回答をいただきました。ご協力くださった方々にお礼申し上げます。
アンケートは、こちらから
それらの中から、皆様の御感想を以下に掲載させていただきます。文章の長いものが少なくないため、一部を省略させていただきました。また、有用な御意見にもかかわらず、掲載できなかったものもあります。著者はしっかりと読んでおりますので、ご安心、ご容赦ください。
なお、御意見のある方は、メインのページからメール等をよろしくお願いいたします。
- 実体験という事から数ページで引き込まれました。幼少の頃からヨットに乗る機会はあったものの、外洋に出ようと実行に移す事はありませんでした。この本を読んでとても心が動かされてます 。
- この本に膨大な経験を一つ一つ言葉を選びながら書いているのが思い浮かびます。とても大変だったと思いますが、この本に会えて嬉しく思っています。
- ヒーローの物語でなく、一人の人間が旅をする物語として訴えかける力を感じます。
- この偉業(冒険)は、国内外においてトップクラスの難易度であり素晴らしい挑戦だったと思います。もっと日本や世界の人に知られるべき事と思います。
しかし、この偉業を知っている人は、非常に少なく残念でなりまん。
景色や状況の表現が素晴らしく、数行読んでは映画の様に情景が浮かび、写真を眺め、また同じ行を読み返し、また写真を眺め、想像し、なかなか読み進める事ができませんでした。
- 若い頃ヨットでいろいろな所を航海したい夢がありました。現在はプレジャーボートで海に出ていますが、この本を読み若い頃の思いが沸騰しました。非常に感動し感銘を受け、また勇気をもらいました。数ある航海記と違い 地球と自然に同化したような言葉。沢山の人に読んで 貰いたいです
- ランカウイ島のビーチで読みました。
迫力のある写真と、読みやすい文体で一気に読めました。
カナダの船長から
「ブレイブマン」と言われたくだりには、思わず涙が。海は恐怖そのもの。
そんな海に、孤独に挑戦していく姿に心を打たれました。
ナショナルジオグラフィックの『本当にあった 奇跡のサバイバル60』と合わせて、たくさんの方に読んでほしい本だと思いますね。
- 偉大な冒険を成し遂げられたことに敬意を表します。
ご本に関しては、美しい写真とエキサイティングな本文に引き込まれて一気に読んでしまいました。
- 私はノンフィクションを主に読んでいますが、これほど感動した本はありません。ヨットで太平洋を横断するだけでも大変な偉業なのに、南極まで行って、しかも無事帰ってくるとは、称賛の表現のしようがありません。
そもそも、ヨットで南極に行けるなんて、今まで想像することさえできませんでした。
文章も写真もすばらしく、ほんとうに本人が書いたの?と疑いたくなる程の洗練された文の連続です。もう5回以上は読んでいます。私の最高の愛読書になりそうです。
この本が世間に知られていないのが残念ですが、これだけ素晴らしい内容です。いつか皆の注目を集める時がくると思います。
- これほどの現実を後世に残さないのは非常に勿体ないことと感じておりました。文章に残されたことに感動しております。
- 40年前ヤマハ25からヨットを所有し、その狭さ外洋での恐さを多少知っている者として、その信じられない事を、エンジン修理も含めて膨大な準備を重ねて成功させた事に感涙です‼️ ヨット経験の無い人には凄い航海記としか理解出来ないのが残念です!
- 一生こういう冒険はしませんが、こういう冒険をしてしまった人の記録が読めるのは、すごいことですね。本当にありがとうございます。
- 2014年頃たまたま出会ったHPに釘付けになりました。美しい写真と心を打つ文章の大ファンです。ストイックで尊い冒険の実話を、ストイックに、所々ユーモアを交え伝えて頂き感謝致します。
- やはり本で読むとまた違った感覚でワクワクしました。
エピソードと地図の航路を何度もいったりきたりして
その場所や環境、お気持ちなど想像していました。
- こんな壮絶で素晴らしい経験を選んだ著者に感服します。私には恐怖心に打ち勝つ勇気がなく、羨ましいとは思っていても、実行には移せないという悔しさがあります。
疑似的ですが、こんなにも素晴らしい経験をありがとうございました。
- とても興奮、感動しました。私も人間には秘められた能力があることを信じています。
- お気に入りは、太平洋の赤道付近で赤い線が現れたあたり。波の表現や物凄い波に翻弄された話。何も食べれない時に桃の缶詰に救われた話。また、多島海の景色の美しさ。パタゴニアの現地の人のバッテリーや充電器を直してあげて、お礼にカニをもらった話など、実際にそこにいなくても、まるで映画を見るように、その時の場面が想像できました。できれば本がたくさん売れて、映画化してほしいです。感動をたくさんの人と共有したいです。
- hpを読み進めると体に震え、頭にガツンと衝撃を感じるように引き込まれました! 書籍は都内の大きな書店にも在庫無く、書店で注文しました。
- ヨットでの冒険航海でこれほどの恐怖、身体的困難を経験した人を私は知りません。ぜひ英訳し世界に出版してください。世界的にヒットするのではと思います。
- 植村直己『青春を山に賭けて』と並ぶ、日本人による青春冒険文学の頂点です。深い敬意を捧げます。
- KAZiに連載されたのを読んで、ずーっと出版を待ってました❗ ネットで見つけたときは胸が高鳴りました。わたしは56になりますが、この歳になると本一冊でドキドキすることは、まずありません。感動をありがとうございます
- 一言で言い表せないほど素晴らしかったです。一緒に旅をしているかのような気持ちにさせてくれる具体的で細かな文章もとても心に響きました。街で生活していて忘れてしまっている根本的な何かを感じられるような気がしました。省略してある部分も気になりました。素晴らしい本をありがとうございました!
※
amazonのサイトにも、レビューがあります。(下の方に載っています)
※アンケートのお願い
本をご覧いただいた皆様に、ぜひともお願いしたいことがあります。
この本の執筆および写真の準備につきましては、出版前に精一杯の時間と労力と熱意を注いできました。我々が生活する地球という水の星、その表面の7割を占める海の上での体験を、文章と写真で、少しでも皆様にお伝えしたい、しなくてはならないと心を決めていたからです。
しかしながら、思い通りの本に仕上がったわけでは決してありません。著者としては残念で、くやしい思いも少なくありません。
そこで皆様から御意見、御感想をうかがい、できることなら、この本をよりよいものにしていきたい。そう強く願っています。お手数ですが、アンケートに御協力いただけないでしょうか。十数問ですので、どうかお願いいたします。
アンケートに協力する。
※すでにご協力くださった皆様へ
御意見をお寄せいただき、ありがとうございました。
出版不況と言われる今、この本が売れ行き不振で絶版にならないよう、著者としても宣伝に努めるつもりですので、よろしくお願いいたします。
必要としている人にこの本が届き、町の生活では得られない何かを疑似体験してもらえるよう、そして誰かの役に立つよう、著者として心より願っています。
応援いただき、ありがとうございます。